石村萬盛堂 本店
福岡市・須崎エリア
銘菓『鶴乃子』で知られる博多の老舗和菓子店、
本店建て替えによりガラッと和モダンに新装。
マシュマロ使いの達人レシピとも呼べそうな
『つるのこのこ』は、本店のみの特別メニュー。
以前の渋い昭和レトロな器をガラリ一掃された店舗、
大きな暖簾のヘタウマなキャラは呉服町近くの聖福寺の住職であった仙厓(せんがい)さんの作品。本店の象徴として取り入れたそうです。
全く前の面影のないように思いましたが、使われていた引き戸、イートインの入り口に付けられてやはり扉として残され使われています。
半ミュージアム化しているようなで、昔の菓子型などを陳列されていました。
☆つるのこのこ 550円
奥のカウンターでのセルフオーダー、
仕上がると番号で呼ばれます。
お品ですが紙製の器にフラットに、
また上にポンポンのようにまあるいの。
Wでマシュマロ。
いやこれ、器ギラギリまで入ってるしこりゃ溢れそう。
と、用心しながらそろそろと運びます、、、
って、オツレサマより意外としっかりしてるから大丈夫ですよと。
つついてみます、、、
ほんとだ。全く大丈夫そう。。。
てか、丸いのぎゅっとしてみましたがばいんと戻る感。
起き上がりこぶしっぽい(昔懐かしい)
スプーンを入れると下にバニラアイスとカスタードクリームで良い組み合わせですね〜
生クリームじゃないところがまた◎
見ため以上に量もあり満足。
いや、美味しゅうございました。
見て楽しい食べても楽しい、マシュマロパフェって感じかなと。個性の時代を迎えておりますが、まさにこれまでの技術あっての温故知新な和スイーツ。
進化することを諦めないというか素晴らしいと思います。
余談ですがこのユニークな絵についてHPを見ると
博多の仙厓(せんがい)さんで知られる聖福寺の第123世の住職で、禅の教えをユーモラスかつオリジナリティに溢れたわかりやすい絵や言葉に表現し、水墨画の中に表現した方とあります。
美濃国(現 岐阜県)の出身で博多の人々とのふれあいの逸話を残しつつ、日本初の禅寺 聖福寺を再建修復されました。幻住庵の虚白院に隠居してからは、禅の教えをわかりやすい絵や言葉に表現するなど独自の境地を築かれています。
仙厓さんのコレクションを集めていた石村萬盛堂 二代目 石村善右は、仙厓さんが隠居した幻住庵で書画を習っていたこともあり、仙厓さんの心を少しでも伝えたくてお菓子のパッケージに取り入れられているそうです。
なるほど、、、
なんでカッパ?と思ってたけどちょっと違うみたい。
なんにせよ
ユニークなお店にピッタリなつるのこのこ。
楽しいですよ(ふふ)
石村萬盛堂
地下鉄 中洲川端駅より徒歩4分
営業 10〜19時 定休日なし(不定休)
駐車場 なし、近隣に有料パーキングあり
テイクアウトのみ
利用の際は公式ページを確認願います。