2017年6月10日土曜日

四季折々・芦屋釜の里 / 遠賀郡芦屋町


芦屋釜の里

古くは南北朝時代より茶人や歴史的人物に愛された芦屋釜、
江戸時代に途絶えたこの茶釜の復興させるべく、工房と資料館。
気軽にお茶を楽しめる立礼席と大小茶室に四季折々の草木の美しい3000坪の日本庭園を持つ芦屋町の力を注ぐ文化施設です。

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さて当日はakiiさんアテンドの宗像食べ歩きツアー、
以前より希望していた 福田豆腐店をスタートし
こちらでお庭散策と軽くお茶を頂くことになりました(礼)



立派な長屋門が受付でこちらで入場券を購入。
入園料 200円
お茶席 300円
とそれぞれで合計500円をお支払いしました。



門を潜って右手が資料館、
左手が立礼席。



まずは資料館で茶釜を拝見、
大昔ですが学生時代に数年習った茶道、
芦屋釜は知らずで何の知識も無く。

国の重要文化財に茶釜は9点あるそうですが、
そのうち8点が芦屋釜とのこと。
展示はレプリカですが優雅な姿に目をうばわれました。
当時の名も無き職人さん達の集大成でしょうね。現代のように設備のない時代にこれ程の作品を作るとは日本人って凄いなと(うん)



鋳物となるとなかなか難しそうですが、
この施設にはビデオルームがあり
担当の方が自然と見せて下さいました。
分かりやすい内容で良かったですよ。



続いてお庭を軽く散策、
季節も良く藤の花が満開で思わぬところでお花見ができました。



向かいの建物は茶室ですがこちらも拝見可能、
池を望む大きなお部屋で貸出もされています。



池の向こうにも庵があり当日はお茶会をされているとの説明。
鯉がたくさんでスイスイと気持ち良さげな姿が見えますが、
とにかく施設全体が行き届いておりこちらの建物もピカピカ、廊下やガラスも磨き上げられておられます。

復興工房は中への立ち入り禁止ですが、
外から様子が伺えました。



広いお庭でまだまだ奥がありそうですが、
先の予定もあり立礼席へ。


入ってお茶券を渡し適当に席に着きます。




芦屋最中
この日のお菓子だそうで時々で変るとのこと。


私は翡翠色の綺麗な抹茶餡、
お抹茶も甘さも控えめで豆の素朴な味わいの美味しいお菓子。
個人的にお抹茶を強調した餡ものより
ふんわりのこちらくらいが好みです。

おつれさまは黒餡。
お店のHPを見ましたが
国産素材を使った無添加とあります。



程なくお茶が出されます。
美味しい薄茶ですよ。



立礼席は気軽で良いですね、
これならお若い方にも片膝張らず楽しんで頂けると思います。



お庭の片隅にそっとある水琴窟、
初めてでしたがなんとも風情がありますね。
おつれさまは随分と熱心に聴いておられました。



最寄り駅の遠賀川や折尾よりのアクセスの良いとは言えませんが
素晴らしい施設です。
お車であれば広い駐車場があります。
こちら方面は美味しいお店もありドライブに良いコース、
機会のある方は是非(ふふ)

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